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教育寮オープンラボ EDUCATION DORMITORY OPEN LABO

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2016年9月16日

2016年9月9日(金)、教育寮オープンラボ開設記念セミナー 「国際寮から見る教育寮のあり方について」を開催しました

2016年9月9日(金)、教育寮オープンラボ開設記念セミナー 「国際寮から見る教育寮のあり方について~多様な価値観が求められる社会と学生寮~」を、東京五反田にある、NPO法人NEWVERYオフィスにて開催した。

まずNPO法人NEWVERY代表理事の山本より、今後の教育寮と大学のカリキュラムを掛け合わせることでのシナジーや具体例の説明を行った。

寮とカリキュラムの掛け合わせ方で、大学のCP、DPにどう影響を与えるかについて中退予防やカリキュラム改革などを行ってきた視点から、寮教育の構想について発表した。

img_6107_1920(NPO法人NEWVERY代表理事の山本、登壇の様子)

続いて、島根県隠岐島前高等学校校長の常松校長から、実際に高校生が生活している寮での取り組みや現状を報告した。

寮での点呼の様子を例に挙げ、チャイムが無くても時間になると寮生が集まり、寮での同室の者同士で声がけをしあって寮生活の秩序を保っている事例や、地域との交流が非常に盛んであること、全国からの視察団の対応は全て寮生が行っていることなどを事例として紹介し、寮での学び合いの可能性を説明した。

img_6152_1920(常松校長、登壇の様子)

外国人旅行者と住民が交流するシェアハウスを企画・運営している㈱コリッシュの小原氏より、日本人と外国人の交流型シェアハウスでの語学力だけではなく文化も一緒に学び合えることや、外国人旅行者をホストする経験が、国際寮での学び合いに必要な要素を含んでおり、これからの国際寮のあり方のヒントになるのではないかと、アイデアを投げかけた。

img_6219_1920(㈱コリッシュ小原氏、登壇の様子)

最後に、麗澤大学井出副学長より、教育寮として長い歴史をもつ麗澤大学において、学生自身で運営管理されるユニット制などの特徴的な寮運営の実態や寮教育のノウハウ、文化についてのプレゼンが行われ、日本人と留学生が混ざるようにユニットが形成されており、ユニットにはそれぞれユニットマスターが配置され、ユニット内のリーダーとして機能している仕組みを紹介した。

img_6236_1920(井出副学長、登壇の様子)

参加者からは、
「寮生が自主性を持って行動するようになる寮がテーマだったが非常に多岐にわたる視点が得られた。」

「学生主体の取り組みについて素晴らしいと思ったが、行動に移すまでにノウハウが必要だなと感じた。」

「ハウスマスターの支援に関心がある。住み込み、寮外ともにハウスマスターの見守り、関わりのあり方が寮生活の豊かさに大きく作用し、大変な教育的力量を要する。」

など、教育寮の可能性を感じると共に、その運営の難易度の高さを感じたという声が寄せられた

 img_6265_1920(懇親会の様子)

セミナー後交流会においては、参加者同士で自学の寮のパンフレットを交換し合うシーンや、互いの寮を訪問しあう約束を取り付けているケースもあり、本活動の目的である寮関係者同志の横のつながりを産み出すきっかけづくりに貢献することができた。

今後もセミナーだけではなく、よりカジュアルに寮について学べるワークショップなども開催していく予定だ。次回は10月23日に、島根県立隠岐島前高校魅力化プロジェクトによる、2030年の教育寮を考える(仮)と題した、教育寮セミナー第2弾を企画している。

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